お運びさまで、まことにありがとうございます。

近年は「落語ブーム」と言われ、「これから落語デビューしよう!」という方も少なくないようです。
でも落語って、どこで聴けるのでしょうか?

今日は、落語を聴くための方法を4つに分けてご紹介します。
そして、寄席と落語会の違いについても簡単にお伝えします。

それでは、まいりましょう!

落語を聴くための4つの方法

ネット・テレビ・ラジオ

一番身近でお金が掛からないということになると、このあたりになるでしょう。
もっとも、テレビやラジオで落語を聴ける番組は多くはありませんが。
落語ファンとしては、寂しいところですね。

その点、ネットは便利です。
たとえばYouTube。

音声だけのものから映像付きのものまで、さまざまな落語家のビデオがアップされています。
ためしに「落語」で検索してみてくださいね。

DVD・CD

こちらは有料ということになりますね。
もちろん、公共図書館で借りれば無料で楽しむことも可能です。

落語のDVDやCDは山ほど出ていますが、最初は有名な落語家のものや、落語会の様子を収めたものがいいと思います。

それから、DVD付きの落語入門書というのもあります。

初心者の方におすすめです。いずれ改めてご紹介しますね。

寄席

やはり落語は生に限ります。

映像や音声だけよりも、心にぐっと迫るものがあるのです。
そんな生の落語を聴くのには、大きく分けて「寄席」「落語会」という2つの場があります。

寄席というのは、一年を通してほぼ毎日公演を行なっている場所で、東京には4件あります。
落語会というのは、多目的ホール等で行なわれる短期間の公演で、日本各地で開かれています。

初めて落語を生で聴くなら寄席か、それとも落語会か。
これがなかなか難しい問題です。

「最初は寄席の雰囲気を味わう方が良い!」という方もいれば、
「いやいや、最初は落語会で人気落語家を聴くべき!」という方も。

ちなみに私は寄席派です。
寄席独特の風情というのが、たまらないんですね。
ただし、顔付け(出演者)をよく選んだ方が良いとは思います。

落語会

これは日本各地で行なわれているので、身近で生の落語に触れる良い機会となるでしょう。
大規模なものから小規模なものまで、様々なコンセプトの落語会が開かれています。

ここで、寄席と落語会の違いをもう少し詳しく見てみましょう。

寄席は、多くの落語家1人15分ほどの持ち時間で交代してゆき、主任(トリ)を務める落語家だけが、30分くらいじっくり演じて終演となります。

一方の落語会は、出演者は少なく、30分くらいの長めの話をじっくりと数本聴くことができることが多いです。

皆さんのご近所でも落語会が開かれているかも知れませんよ。
ぜひ検索してみてください。

まとめ

今回は簡単な説明でしたが、また機会を見つけて1つずつ詳しくご説明させていただきます。

どんなことでも第一印象は大切ですから、初めて落語に接する方にはぜひ実力ある落語家を聴いてほしいです。おすすめの落語家に関しては、また別のシリーズでお伝えしていきたいと思います。
まぁとりあえず、

  • 古今亭志ん朝師匠(故人)
  • 立川志の輔師匠
  • 春風亭一之輔師匠

これらの師匠方の落語を聴けば、初めての方でもきっと楽しめることでしょう。
なぜかというと、、、

ハッ・・(´Д`)

さっそく語りたくなってしまいました。

話しだすと止まらないので、おすすめの落語家についてはまた今度にしましょう。